指導についての基本的な考え方
1 なぜ個別自立学習指導なのか?!
「理解十分な所は時間をかけず、理解できにくい所は時間をかけ、
分かるまで教える」事ができるのは、個別指導だからこそです。
一人ひとりの人間の顔が違うように、それぞれの能力やレディネス(学習に対する適合と成熟の状態)も違います。
それを学年別、あるいは能力別にクラスを編成し、授業を進めると、ある生徒にとってはちょうど良く、ある生徒にとっては物足りなく、大半の生徒にとってさっぱり分からない、という教える側のみが満足する授業になりがちです。
武蔵義塾では、最初からすべて個別の対応で指導を進めます。
2 自ら考え、自ら学びとる姿勢を大切に!
学習は、解答にたどりつくまで、または内容を理解するまでの
プロセス(過程)が最も大切です。
それらまでも手とり足とり教わっては、自分の頭で考えたことにはなりません。
苦労して出した解答、何度も練習して覚えた内容ほど定着度が高いものです。
大切なのは、生徒自ら考え、自ら」学びとる姿勢。辞書や参考書を駆使して自分で問題を解決してゆく学習が自立学習です。
それが生徒自身のものとなったとき、これまでより学力が伸びたと言えます。
とは言っても、いくら考えても解けない問題や理解できない内容を覚えようとしても、それは無理であり、時間の無駄にもなります。
また、分からない問題や内容は、生徒によって皆違います。
3 だから、武蔵義塾の個別自立学習指導
計画を実行して行くのは生徒自身。自ら考え、自ら学びとる姿勢を育むことが、
武蔵義塾の役割だと考えています。
武蔵義塾では、一人ひとりが今何にどのような力を注ぎ学習を進めるべきかを、生徒、保護者、塾と三者で個々に相談し、学習計画を立てます。
生徒一人ひとりが個々の目標に向かい、意欲を持って自立学習に臨めるような学習指導。
これが武蔵義塾の「個別自立学習指導」です。
武蔵の成績・学力向上
カリキュラム
成績と学力
武蔵義塾では学習を進める上で、成績を上げる学習と学力を上げる学習を区別して考えます。
成績を上げる学習のスケジュールは、現在の学校での進度に合わせて、集中して学習するように組み、通知表や内申書の評価を上げることを目的とします。
学力を上げる学習のスケジュールは、現在の学校での学習進度に関係なく、基礎から順に積み上げるように組みます。
基礎学力が定着した生徒は、そのあとにさらに大きく成績を伸ばしています。
その様子をみると、各季節講習での学力を上げるための学習が日々の学習と同様に重要であることが分かります。
いわば、成績を大きく伸ばすか、ある程度で限定されてしまうかは、「基礎学力の定着が左右する」と言えます。
武蔵義塾の成績・学力向上カリキュラム
本来は、学力を上げる学習を終えてから、成績を上げる学習に移行していくのが理想ですが、学校で日々の学習が進んでいるときは、そちらが気になり生徒が心を落ち着けて基礎から積み上げる学習に取り組むのは、難しいようです。
そこで、学力を上げる学習のスケジュールを学校の授業が進まない春期講習、夏期講習、冬期講習などのまとまった時間のとれる季節講習で徹底指導し基礎・応用を固め、学校の授業が進んでいる期間は成績を上げるスケジュールを中心に予習指導をしていきます。